マイトレーヤは何を伝えているのか? ―優先事項―

優先順位の立て直し

人間の仕事を助けるために、キリストは一定の優先順位を定められた。それが実施されるならば、均衡と秩序が確立され、それによって調和が創り出される。平和と福利はこの調和の上にかかっている。これらの優先事項は単純であり、自明である。しかるに、それがある程度、存在するところは現在どこにもない。列挙してみれば、それはあらゆる男女や子供の基本的な必要を満たすものである。

  • 第一の優先は正しい食物の適切な供給である。
  • 第二に、すべての者のための適切な住宅や宿である。
  • 第三に、普遍的権利としての健康管理と教育である。

これらが安定した世界のための最少限の必要条件であり、これを保証することが、すべての政府の主要な責任となるだろう。それは単純だが、実際に開始されるとき、広範囲の影響をもたらすだろう。そしてこの地球に新しい時代を招き入れるだろう。

シェア・インターナショナル誌1989年1月号「覚者より」

マイトレーヤ最初の助言

第一の優先事項は飢えたる何百万の人々を救うことです。これは緊急を要します。豊かな世界の中にあって何百万の人々が飢え死にしているという事実は人間性に対する冒涜であり、マイトレーヤはこれを罪悪と呼びます。これが私たちの直中にある癌です。マイトレーヤが公に出現されるとき、彼はまず飢えたる何百万の人々を救済するための緊急援助の必要を訴えるでしょう。そしてその呼びかけへの反応として、かつてない規模での援助計画が実行されることになるでしょう。

飢餓の問題が解消されたら、その後の第一の優先事項はこの惑星を救うことと持続可能な経済を可能にする政治的、経済的な機構の変革でしょう。

世界は今、資源の誤用に深く苦しんでいます。私たちはこの惑星を非常に汚染してきたため、私たち自身がつくり出した汚染から免れる人々は、今日世界におそらく覚者以外には一人としていないでしょう。世界の大気、陸地、海洋は、私たちが私たち自身の種族と下層王国(動物界、植物界、鉱物界)を本当に危うくするほどまでに汚染されています。これらは正されなければならない変化であり、これらの汚染物質の結果として私たちの免疫組織に変化が起こっています。世界の変革には徹底した変革が必要です。そのような変革は起こるでしょう。

現在の世界の経済制度の崩壊

ホームレス今日私たちは非常に分裂した世界に生きています。すなわち,先進国と開発途上国という二つのグループがあり、人類の3分の1を占める先進国の人々が世界の食糧の4分の3と資源の8割以上を消費している一方で、第三世界と呼ばれる国々は残りの資源でやっていかなければなりません。その結果、世界には一人当たり10%の余剰食糧があるにもかかわらず、第三世界ではこの瞬間にも数百万もの人々が飢え死にしています。この世界資源の分配のとてつもない不均衡が世界の様々な問題の根源にあり、そこから生まれる緊張はやがて第三次世界大戦につながる危険を孕んでいます。先進諸国はいつまでも第三世界が今の状態に我慢していると期待することはできません。

現在世界の国々の新しい信条は“市場のフォース”に基づく商業主義であり、それは競争と貪欲に基づくものです。マイトレーヤの見解では、商業主義とは、他の人々が飢えているのにお金を儲けることであり、彼は市場のフォースを“悪の勢力”と呼びます。なぜなら、それはその機構そのものの中に不公平を抱えており、何百万もの人々の生活を犠牲にして、ごく少数の人々に豊かな生活をもたらすからです。人々は経済的効率の名の下に文字通り死に追いやられてきました。商業主義の論理が社会的福利をも蝕んでいます。

分かち合いの原則

それぞれの国家は、その環境と人口等によって、様々な必要条件を持っています。豊かな国々は自国の必要を超えた多くの食糧、原料、エネルギー、テクノロジーを支配して、その余剰分を売ろうとし、貧しい国々(その多くは旧植民地国)は自国に必要な食糧さえ自給できず、その結果世界で何百万もの人々が飢え死にしています。現在、世界には一人当たり10%の余剰食糧が存在するのです。この人々は飢える必要はないのです。「倉庫の中で大量に腐敗している食物を欠くために、多くの者が惨めに死んでいる」とマイトレーヤは、語っています。

公平な分配の基本理念、つまり分かち合いの原則の基本理念は、人類は国家や民族の違いを超えた一つのグループであり、食糧、資源、エネルギー、科学技術、教育施設はすべての人々に属するものだということです。

具体的には、各国は国民の生活に基本的に必要とされる食糧、資源、エネルギーなどの明細目録を作成し、所有する物資の中で必要以上の余剰分を共通の信託として預けることを要請されるでしょう。こうして世界資源の「ケーキ」の大きさが知られます。そしてその資源のプールの中から、各々の国家の必要に応じて、公平に分配されるでしょう。資源の分配のみを扱う新しい国連機関が、覚者か第三段階以上のイニシエートの監督下に形成されるでしょう。

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